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ハイスペックなサーバーPC(複数のCPUを搭載など)の環境においてインデックス構築処理を高速化する方法について説明します。
複数の処理を同時に走らせることで処理が高速化する可能性があります。
1.画面下部のシステム設定 > 高度な設定 > 性能チューニング を開きます。
2.3つのパラメーターを、サーバーの性能に応じて調整してください。
例として、batch_extracttext_threads をクリックします。
•batch_extracttext_threads: テキスト抽出処理を並列処理する数です。
•batch_put_threads: インデックス登録処理を並列処理する数です。
•batch_tpi_threads:プレビュー抽出処理を並列処理する数です。
※いずれもサーバーマシンのCPU性能に応じて調節します。
3.並列する数を値として入力します。
たとえば、2並列処理にするに場合には「2」を入力し、OKでとじでます。
4.保存ボタンを押すとサービス再起動のダイアログが表示されるので、インデクサーにチェックをいれて再起動を行ってください。
5.batch_put_threads と batch_tpi_threads も同様に設定します。
•CPU(コア数・スレッド数)が1つの場合、実行中に物理メモリの使用率が高い場合には、この設定は行わないでください。
•マルチCPU・マルチコアCPUを搭載していて、十分な空きメモリ容量を確保したマシンで行ってください。
•CPU 使用率やメモリの使用率は、Windowsタスクマネージャのパフォーマンスにて確認できます。
❖この設定を行うと、CPUやメモリを FileBlogサーバーがより多く占有することになります。
FileBlog導入時のインデックス初期構築の場合には、リソースを使い切る設定でも問題ありません。
運用のスタート後には、サーバーのパフォーマンスを落とさないように値を小めに設定することを推奨します。