<< Click to Display Table of Contents >> Navigation: システム管理者リファレンス > 導入時の留意事項 > 排他的ロックへの対応 |
FileBlogサーバーがインデックス構築するとき、他のアプリケーションによってファイルが排他的にロックされていると、テキスト、プレビュー、属性の抽出に失敗してしまう場合があります。
排他ロックするアプリケーションの典型的な例は、Microsoft Office関連や、コンパイラ、バックアップツール、ソース管理ツール、セキュリティソフトなどです。
基本的に、これらの現象に関してはFileBlogにおける解決策はありませんが、次の対応策を取ることで抽出成功率を上げることができます。
•変更検知後の抽出・登録処理を遅延させる
•ファイルがロックされている場合に抽出を遅延させる
Fb3Indxerサービスがファイルの変更を検知した場合に、インデックスを抽出・登録する処理を一定時間遅延させます。
ただし、ユーザーが明示的に抽出・登録を実行するようなアクション(プレビュー再作成やファイルのアップロード時など)は遅延されません。
数秒から数分間の遅延をはさむことで、他のアプリケーションがロックしているファイルが開放されるのを待ちます。
•画面下部のシステム設定 > 高度な設定 > 性能チューニング を開きます。
•onlinequeue_delaytime_minutes を選択して分単位で遅延時間を設定します。
•「保存する」ボタンを選択し、インデクサーにチェックを入れて再起動します。
Fb3Indxerサービスが、ファイルの変更を検知した場合に、ファイルの排他ロックの有無をチェックして、インデックスを抽出・登録するのを遅延します。
ファイルが排他ロックされている間は定期的にチェックを繰り返し、ファイルが開放された後に抽出を開始します。
•画面下部のシステム設定 > 高度な設定 > その他全設定項目(config.ini) > を開きます。
•filelockcheck_extlist を選択してファイルロックのチェックをする拡張子を改行区切りで指定します。
例)doc
ppt
•「保存する」ボタンを選択し、インデクサーにチェックを入れて再起動します。