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FileBlog Ver.3.5.0から、URLおよび各種パスの表記法がファイルシステムパス形式に変更されました。
•URL
http://server/fileblog/index.php#path=/sample&dra=DocRoot
•設定ファイルなどの表記法
C:\ProgramData\fileblog_data\DocRoot\sample
•URL
http://server/fileblog/index.php#path=/DocRoot/sample
•設定ファイルなどの表記法
/DocRoot/sample
従来のFileBlogでは、ファイルのパスを C:\ProgramData\fileblog_data\DocRoot のような実際のパスを指定していました。この方式ではドキュメントルートの場所が変更された場合に、実際のパスが指定されている全ての設定箇所の修正が必要であり不便でした。
そこで実際のパスではなく、仮想のパス(ファイルシステムパス)で設定できるようにして、実際のパスはドキュメントルートの設定にだけ指定し、他の設定はファイルシステムパスで指定できるようにしました。
既にプレビュー設定や、アクセスログファイルなどに使用されていましたが、今回URLと設定ファイルなどの表記法もファイルシステムパスを使用するように統一しました。
•ドキュメントルート: C:\ProgramData\fileblog_data\DocRoot
•エイリアス: Document
C:\ProgramData\fileblog_data\DocRoot\sample.txt は次の表記になります
/Document/sample.txt
/エイリアス が省略され、ドキュメントルーからの相対パスで表記します。
•ドキュメントルート: C:\ProgramData\fileblog_data\DocRoot
•エイリアス: 指定なし
C:\ProgramData\fileblog_data\DocRoot\sample.txt は次の表記になります。
/sample.txt
1.URLの表記法
•前述のようにURLはファイルシステムパスが適用されます。
•下位互換のために index.php 経由のアクセスやポータル機能では、従来の path・dra 方式でも開くことができ、自動的にリダイレクトされます。
•ブラウザのブックマーク等はそのままご使用できます。(今後サポートされなくなる可能性もあるため、なるべくお早めに更新してください。)
2.設定ファイルの表記法
•管理ツールの、「除外設定」「アクセスログ集計」「ファイルプロパティ拡張」「セキュリティ拡張」で、ファイル・フォルダを指定している個所はFileBlogVer.3.5.0までは実際のパスで表記されていましたが、全てファイルシステムパスが適用されます。
•バージョンアップ時に自動で変換されるため修正は不要ですが、念のためバージョンアップ後にご確認ください。
3.ユーザー招待機能のドメインフォルダ
•ユーザー招待機能の基本となるフォルダは、従来まで実際のパスで表記されていましたが、Ver.3.5.0からファイルシステムパスが適用されます。
•ユーザー招待機能をご利用中のお客様は、ドメインフォルダをファイルシステムパスへ手動で設定を変更してください。
4.tpidxcmd.exeのpathパラメーターの表記方法
•FileBlogに同封されている tpidxcmd.exe で path パラメーターを指定できるコマンドは、ファイルシステムパスが適用されます。
•定期タスクなどで利用されているお客様は設定を変更してください。
5.ポータル機能の変更点
•ポータル機能で docroot*.thtml を使用できなくなりました。各ドキュメントルートに index.thtml を配置してください。
•thtml ファイルに書かれている dra パラメーターは引き続き対応されます。
•APIを直接呼び出している個所は、dra パラメーターには対応されないため修正をしてください。
6.アクセスログにおける前バージョンのファイルシステムパスの違い
•アクセスログファイルはFileBlogVer.3.4.0にて、パス形式がファイルシステムパスへ適用されています。
•エイリアス設定がない場合、Ver.3.4.1.9まではダミーのエイリアス __root__ が出力されていました。
oVer.3.4.1.9まで
/__root__/sample.txt
oVer.3.5.0以降
/sample.txt
•アクセスログ集計ツールでは自動的に新しいパス形式へ変換しますが、お客様が独自にアクセスログ集計を行っている場合には注意してください。