アクセスログについて

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アクセスログについて

アクセスログの出力フォルダ

[インストールフォルダ]\Data\AccessLog\Log  のフォルダに、YYYYMMDD _u.log というファイルが1日につき1つ出力されるようになっています。

0282

 

 

ファイル名

20190925_u.log(YYYYMMDDの日付が入ります)

ファイルエンコーディング

UTF8 BOM付き

ファイルフォーマット

LTSV形式(「 名称:値 」がタブ区切りで連続します)

 

アクセスログの読み方

ログの仕様

操作につき1行が出力されます。
各行は、タブ区切りで下表の項目で構成されます。

列名

必ず出力

説明

time

操作日付

ip

クライアントのIPアドレス

user

ユーザーID

event

操作名

useragent

クライアントのユーザーエージェント

path


アクセスしたファイルやフォルダ(ファイルやフォルダの操作時に出力)

newpath


コピー先、移動先、ファイル/フォルダ名の変更先のパス(コピー、移動、名称変更時に出力)

例) /DocRoot/dstdir/foo.docx

tpipath


プレビューファイルのダウンロード、ダウンロードビュー時に出力

例) /sbc.pdf

query


検索式(検索時に出力)

例) title:あいうえお

hitcount


検索ヒット数(検索時に出力)

例) 124414

page


プレビュー閲覧で2ページ目以降を表示した場合のページ数(プレビュー閲覧時に出力)

例) 3

massage


ログイン、コピー、移動などの失敗時にその原因を出力

ログの出力例

time:2019-07-17T15:39:00.417+09:00        ip:127.0.0.1        user:User1        event:show-file        useragent:Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/75.0.3770.100 Safari/537.36        path:/DocRoot/001.doc

イベント(操作)の種類

Ver4.0以降ではでイベント(操作)名が英語表記になりました。(Ver3.16以前の旧仕様と基本は同じです)

イベント:操作の成功

イベント:操作の拒否または失敗

操作内容

change-password

[denied]change-password

パスワードの変更

copy

[denied]copy

ファイル/フォルダのコピー

create-directory

[denied]create-directory

フォルダの作成

create-file

[denied]create-file

ファイルの作成(txt, html, mdファイル)

delete

[denied]delete

ファイルの削除

delete-directory

[denied]delete-directory

フォルダの削除

download

[denied]download

ファイル/フォルダの端末へのダウンロード(misc列=download)

download-view

[denied]download-view

ファイルのプレビュー画面への表示(misc列=view) [*1]

login

[denied]login

ログインの実行

logout

ログアウトの実行

move

[denied]move

ファイル/フォルダの移動

overwrite-file

[denied]overwrite-file

ファイルの上書き更新

rename

[denied]rename

ファイル/フォルダ名の変更

search

検索

session-time-out

セッションタイムアウト

set-property

[denied]set-property

タグの編集

show-file

[denied]show-file

ファイルのプレビューの実行

upload

[denied]upload

ファイル/フォルダのアップロード

[*1] download-viewイベントは、ファイルをPDFjsビューアーでブラウザ内に表示したり、HTMLファイルから参照される画像のダウンロード時に出力されるイベントです。純粋なダウンロード操作(download)と区別しています。

ファイルシステムパスについて

FileBlog内で使用される独自のファイルパス形式を「ファイルシステムパス」と呼んでいます。

アクセスログに出力されるパス情報は、ファイルシステムパス形式です。

ファイルシステムパスは次のルールに従って表記されます

'/' + [エイリアス名 ]+ '/' + [ドキュメントルートからの相対パス]

相対パスの区切り記号は半角スラッシュです。

例えば、ドキュメントルートが C:\Share 、エイリアスが SH1 に設定されている場合、C:\Share\hoge.txt は次のように表記されます。

/SH1/hoge.txt

ファイルシステムパスを使用すると、ドキュメントルートの実際のパスが変更された場合にもFileBlogは同じパスのまま使用できるというメリットがあります。

アクセスログが出力されない操作

ファイルの一覧表示(フォルダを開くのみ)や、システム設定の操作はアクセスログに出力されません。

ログファイルのCSV変換ツールについて

Ver4.0以降のアクセスログファイルはCSV形式ではありません。

Excelなどを使って集計するときは変換ツールを使用してCSV形式に変換してください。

1.次のコマンドを実行すると、変換ツールが実行されてアクセスログフォルダ以下の全アクセスログファイルをCSV形式に変換して保存します。
このとき列順が統一されて変換されます。

[インストールフォルダ]\bin\FbCmd.exe accesslog tocsv

2.CSVファイルの出力先フォルダはこちらです。

[インストールフォルダ]\Data\AccessLog\Log\csv

 

古いアクセスログの削除

一定の期間が過ぎたログファイルはFileBlogサーバーによって定期的に自動削除されます。

設定ボタン > システム設定 > アクセスログ > accesslog_duration で保存期間(日数)を変更できます。

デフォルトでは150日間の保存です。