<< Click to Display Table of Contents >> Navigation: システム設定(管理者マニュアル) > 導入後の運用について > バックアップについて |
FileBlogシステムが生成するデータやその保存領域のバックアップについて説明します。
システムの設定情報が登録されているファイル群です。
設定ファイル群は定期的(毎週土曜AM1:50)にエクスポートするように標準設定されているので、エクスポート先のフォルダをバックアップしておくことをおすすめします。
エクスポート先フォルダ(標準): [インストールフォルダ]\Data\Backup
バックアップしておいた設定ファイルをインポートすることによって、以前の設定環境を復元できます。
FileBlogで登録されたタグ情報(プロパティデータ)は、元の各ファイル/フォルダのあるNTFSファイルシステムの代替データストリーム領域に保存されます。
基本的にはファイルサーバー(NTFSファイルシステム)をバックアップしておくことで、代替データストリーム領域(タグ情報)もバックアップされるはずですが、バックアップツールやバックアップコマンドの仕様によっては代替データストリーム領域がバックアップ対象に含まなれないことがあります。
そのため、タグ機能を使用して多くのファイル管理をしている場合には、プロパティデータもバックアップしておくことをおすすめします。
プロパティデータは標準で定期的(毎週土曜AM2:15)にエクスポートするように設定されています。
エクスポート先フォルダ(標準): [インストールフォルダ]\Data\Backup
スケジュールの変更方法はこちらをご参考にしてください。
1.FileBlog画面 > システム設定 > タスクスケジューラ を開きます。
2.既存の設定を選択します。
3.「スケジュール」タブを開いてスケジュールを編集します。
4.設定を保存してサービスを再起動すると反映されます。
インデックスデータとプレビューデータは、ファイルサーバーのデータさえ残っていれば後からでも再構築ができます。
大規模環境においては再構築処理にそれなりの時間を要するため、インデックス/プレビューデータをバックアップしておくことで万一のときのダウンタイム期間を短縮するのに役立ちます。
•インデックスデータの保存フォルダ(標準): [インストールフォルダ]\Data\SearchIndex
•プレビューデータの保存フォルダ: ドキュメントルート設定して指定したプレビュー保存フォルダ
FileBlogをインストールしたWindowsサーバーのローカルフォルダにファイルを保存して共有していたり、ドキュメントルートに指定していたりする場合には、そのフォルダもバックアップしておくことをおすすめします。