準備/基本設定
FileBlogトーク機能の使用開始に向けてライセンスやプログラムインストールなど、AIサービスとの連携を構築するための準備が必要です。
準 備
[ライセンス]本機能の使用にはオプションライセンスが必要です。
[モジュール]本機能の使用には専用プログラムのインストールが必要です。インストール用の実行ファイル(exe)を用意しています。
[APIキー]外部LLMとの連携には、連携対象のLLMを提供するサービスプロバイダよりAPIキー(またそれに相当する情報)の取得が必要です。FileBlogの設定でAPIキーを登録します。(弊社ではサービスプロバイダーとの代理契約や斡旋は行っておりません)
[シナリオ]チャット画面を任意フォルダに設置できたり、LLMに連携させるドキュメントルートのフォルダを指定できます。予めチャット画面の設置場所やLLM連携(非連携)のフォルダを決めておくと円滑に設定できます。
インストール
FileBlogトークに使用するモジュールをインストールします。
各種データの保存先
データ |
保存先 |
|---|---|
設定ファイル:FileBlogトーク |
%FILEBLOG5_APP_DATA%\Config\filetalk\config.json |
設定ファイル:LLMモデル |
%FILEBLOG5_APP_DATA%\Config\filetalk\models.json 内部用のLLMモデルやパラメータの定義ファイル |
ベクトルデータベース:Qdrant |
%FILEBLOG5_APP_DATA%\Qdrant\storage |
スナップショット:Qdrant |
%FILEBLOG5_APP_DATA%\Qdrant\snapshots |
ログファイル:FileBlogトーク |
%FILEBLOG5_APP_DATA%\Log\filetalk\app-yyyy-mm-dd.log |
ログファイル:Qdrant |
%FILEBLOG5_APP_DATA%\Log\qdrant\qdrant.log |
通常、これらの設定変更は不要です。必要であればポート番号や保存先の変更などを調整してください。
サービス
Windowsサービスに登録されるFileBlogトーク用のサービスです。サービスはWindows OSの再起動時に自動的に停止・開始します。
サービス名 |
プロセスのイメージ |
TCPポート |
機 能 |
|---|---|---|---|
Fb5Talk |
NODE.exe |
JavaScript実行エンジン |
|
Fb5Talk |
qdrant.exe |
6333 |
ベクトルデータベース |
基本設定
システム設定接続
FileBlogトーク機能の使用を許可するロールを定義します。
[1]システム設定(FileBlogトーク用)への接続権限ロール
次の手順で[FbTalkAdmin]ロールの定義を作成します。[FbTalkAdmin]ロールに含まれるユーザーがシステム設定(FileBlogトーク用)に接続できるようになります。
[管理ツール > 設定全般 > custom]で検索します。
[WebServer/CustomRole]で[一括編集]を選択します。
ダイアログに次の内容をコピーして貼り付け(上書きし)、[インポート]を実行します。
key value FbTalkAdmin {"and":[{"usergroupsIn":[{"var":"usergroups"},["administrators"]]}]}
ロール名[FbTalkAdmin]の定義が作成されます。
上記インポートの既定ではローカルAdministratorsグループが定義に含まれます。[FbTalkAdmin]定義を編集することで許可するユーザまたはグループを追加修正できます。
設定を保存します。
[2]FileBlogトークの利用権限ロール
FileBlogトークの利用を許可するロール定義を作成します。必ず1つ以上のロール定義を作成してください。(最低1つ必要です)
[WebServer/CustomRole]で[追加]を選択します。
[key(ロール名)]に他と重複しないユニークな値(名称)を指定します。値には半角英数字が使用できます。
[value(適用条件) > 変更]を選択して、ユーザーまたはグループを指定します。
設定を保存します。
[3]インデックス再構築の実行権限
コレクション作成(ベクトルインデックス構築)には、検索インデックスデータの構築権限が必要です。FbTalkAdminロールに含まれるユーザーにFileBlogの管理者権限を付与してください。
[管理ツール > 設定全般 > admin]で検索します。
[WebServer/AdminAccessRules]を選択します。
FbTalkAdminロールにに含まれるユーザー/グループを登録します。
保存してサービスを再起動します。
リバースプロキシ
FileBlogトークサーバー(Fb5Talkサービス)にユーザー情報やロール情報が正しく中継されるようにリバースプロキシを設定します。
[管理ツール > 設定全般 > revers]で検索します。
[ReverseProxy/Mode]で[Simple]を選択します。
[ReverseProxy/Simple]の[一括編集]を選択します。
ダイアログに次の内容をコピーして貼り付け(上書きし)、[インポート]を実行します。
DestinationAddress Routes http://127.0.0.1:3100 [{"MatchPath":"/talk","MatchHosts":[],"RequiredRoles":[],"Transforms":[{"FileblogClaim":"roles","HeaderName":"FileBlogRole","Encode":"none","LdapPropertyName":""},{"RequestHeader":"Access-Control-Allow-Origin","Action":"Set","Value":"*"},{"FileblogClaim":"userid","HeaderName":"X-FileBlog-UserId","Encode":"none","LdapPropertyName":""}]}]
上記設定値に含まれる
http://127.0.0.1:3100は、インストール直後の標準既定ポート(3100)を使用している例です。Fb5Talkサービスのポート番号を変更している場合は値を変更してください。インポート後でも変更できます。作成された定義の編集画面(ペンシルマーク)を開き、さらに[Routes]に作成された定義を編集します。
[RequiredRoles > 追加]を選択して、WebServer/CustomRoleで作成したロール名(FileBlogトークの利用許可ロール)を指定します。
この指定はセキュリティ対策のために必須です。指定がないと意図しないユーザーにFileBlogトーク機能が利用される可能性を残します。
設定を保存します。
サービス接続
FileBlogがベクトルインデックスデータの再構築を行うときに、FileBlogトークサーバー(Fb5Talkサービス)に接続するためのアドレスを指定します。
動作確認
FileBlogにログイン
FileBlogサーバーのローカルでhttp(s)://127.0.0.1に接続して、FbTalkAdminロールに含まれるユーザーアカウントでログインします。FileBlogトークに接続
WEBブラウザのタブを新規に開いてhttp(s)://127.0.0.1/talkのURLに接続します。画面遷移の確認 上記にアクセスすると、自動的に
http(s)://127.0.0.1/talk/admin/chatconfigsにリダイレクトされ、FileBlogトークのシステム設定(チャット設定)が表示されれば基本設定は正常です。
実際にFileBlogトークを利用するには、「プロバイダー設定」と「チャット設定」を行い、必要に応じて「コレクション登録」(検索対象データの登録)を設定します。