インデクサー実行処理の多重化
文書数が数百万件を超えるような環境ではインデクサー実行処理の多重度を上げることをおすすめします。 多重度を上げることでインデックス初期構築や定期的なインデックス再構築の処理時間の短縮が期待できます。
多重度はFileBlogのインストールマシンに実装されているCPU性能に応じてあげられます。
設定値についてはご相談ください。
多重度を変更する
[管理ツール > 設定全般]を選択します。
[すべての設定 > インデックス/プレビュー構築サーバー]を選択します。
多重度を変更できるのは5つの処理です。
項目 |
説明 |
---|---|
OnlineCreatePreviewThreads |
プレビュー閲覧によるプレビュー抽出処理の同時処理数 |
CreatePreviewThreads |
再構築タスクによるプレビュー抽出処理の同時処理数 |
CompareCrawlResultDetailThreads |
Crawl結果の詳細比較の同時処理数(通常は変更しません) |
FilterTextThreads |
再構築タスクによるテキスト抽出処理の同時処理数 |
UpdateIndexThreads |
検索エンジン登録処理の同時処理数(通常は変更しません) |
値を変更したら[保存する]を選択してサービスを再起動します。
備 考
冒頭で「短縮が期待できます」とありますが、処理速度にはCPU性能だけではなく、ネットワーク速度やディスクI/Oも関係しているからです。
多重度を2倍に上げれば処理速度も2倍になる単純計算はできますが、実際にはファイサーバーとの通信経路や、ファイルサーバーやFileBlogサーバーのディスク性能も大きく影響します。