生成データと保存領域

FileBlogは次のデータを生成して保持します。

設定ファイル

FileBlogシステムの設定情報が登録されているファイルです。

設定ファイルは定期タスク(毎週土曜AM1:50)で次のフォルダにエクスポートするように設定されています。

 [AppData]\Backup\Config

エクスポート先のフォルダをバックアップしておくことをおすすめします。

手動操作で設定ファイル取得もできます。

  1. [管理ツール > 設定のエクスポート]を選択します。

    ../../_images/20241112-153727-532.png
  2. [エクスポート」を選択します。

  3. 設定ファイルを含む関連ファイルが端末にダウンロードされます。

タグデータ

FileBlogで登録されたタグ情報は、ドキュメントルートフォルダのあるNTFS(ファイルシステム)の代替データストリーム(領域)に保存されます。

ファイルサーバー(NTFSファイルシステム)をバックアップしておくことで、代替データストリーム(タグ情報)もバックアップされるはずです。

しかし、バックアップツールやバックアップコマンドの仕様によっては、代替データストリームがバックアップ対象に含まなれないことがあります。

そのため、タグ機能を使用して多くのファイル管理をしている場合には、タグデータもバックアップしておくことをおすすめします。

プロパティデータ(タグ情報)は定期タスク(毎週土曜AM2:15)により次のフォルダにエクスポートするように標準設定されています。

[AppData]\Backup\Property

検索インデックスデータ

検索インデックスデータはファイルサーバーのデータがあれば再構築できます。

しかし、大規模環境では再構築処理に長時間を要するため、検索インデックスデータをバックアップしておくと万一のときにダウンタイム期間の短縮に役立ちます。

検索インデックスデータをバックアップするときは後述の抽出テキストデータもあわせてバックアップしてください。

検索インデックスデータの保存フォルダです。

[AppData]\SearchIndex

プレビューデータ・抽出テキストデータ

ファイルサーバーのデータがあればプレビューデータの再作成とテキストデータの再抽出ができます。

ドキュメントルート設定で指定したプレビュー保存フォルダをバックアップしておくと、再作成・再抽出の所要時間を短縮できます。

  • プレビュー保存フォルダには、プレビューデータと抽出テキストデータが保存されます。

  • 抽出テキストデータとは、検索インデックスの構築のために各ファイルから抽出したテキスト情報です。

検索インデックスデータのバックアップがなくとも、この抽出テキストデータがあれば短期間で検索インデックスを再構築できます。

ログデータ