動作環境

サーバー

項 目

説 明

OS

Windows Server 2016 ~ 2022
ユーザー数分の Windows CAL が必要です。

評価利用環境として Windows 10, 11 でも稼働します。(64bit版のみ)

CPU

4コア以上の最新世代マルチコアCPUを推奨します。使用環境の規模によって異なるので詳細はお問い合わせください。

メモリ

8GB以上を推奨します。使用環境の規模によって異なるので詳細はお問い合わせください。

ディスク容量

プログラムのインストール先ドライブに5GB以上の空き容量が必要です。

システムドライブとデータドライブを分ける場合はシステムドライブが100GB以上の容量があると安心です。FileBlogが生成するデータ(インデックスデータ等)に必要な空き容量は対象のデータ件数およびファイルサイズにより大きく変わります。詳細はお問い合わせください。

WEBブラウザ

Edge(Chromium版) / Chrome

その他

快適な利用のために大容量メモリの搭載を推奨します。

FileBlogの稼働に必要なプログラム(.Net Core6、Javaランタイム、Apache Solr、Postgre SQL)もインストールされます。

Windowsドメイン環境で運用する場合はFileBlogサーバーがドメインに参加していることが必要です。

PDFタイムスタンプの運用にはインターネット接続が必要です。

クライアント

PC

項 目

説 明

WEBブラウザ

Windows:Edge(Chromium版) / Chrome / Firefox

macOS:Safari

※古いバージョンのブラウザでは正常に動作しない場合があります。

モバイル

項 目

説 明

WEBブラウザ

iOS / iPadOS:Safari

Android:Chrome

その他

ファイル直接オープン機能はモバイル端末では使用できません。

全端末での動作検証は実施していません。

※古いバージョンのブラウザでは正常に動作しない場合があります。

ユーザー認証方式

次の認証方式に対応しています。

認証方式

説 明

フォーム認証

Windows Active Directoryドメインユーザーアカウント、

またはWindowsローカルユーザーアカウントのID/パスワードを入力してログインします。

統合Windows認証

(シングルサインオン)

PCにサインインしているActive Directoryドメインユーザーアカウントで自動ログインします。

SAML認証

(シングルサインオン)

SAML認証基盤が連携するActive Directoryドメインユーザーアカウントで自動ログインします。

匿名認証

FileBlogサーバーに登録した1つのWindowsユーザーアカウントで自動ログインします。

検索対象のファイルシステムについて

公式サポートの対象

次のいずれかの要件を満たすファイルシステムのフォルダをドキュメントルートフォルダ(検索対象)として公式にサポートします。

  • FileBlogがインストールされているWindowsサーバーのNTFSフォーマットされたローカルドライブ

  • FileBlogサーバーと同一もしくは信頼関係にあるActive Directoryドメインに所属するWindowsサーバーがホストするNTFSフォーマットされた共有フォルダ

動作が確認されている環境(厳密なサポートはしかねます)

  1. 問題なく動作している実績のある環境

    • NetApp社・EMC社・HELIOS Software社が提供しているNASのNTFS CIFS互換ボリューム

  2. 制約はあるが動作不可能ではないと確認されている環境

    • ワークグループサーバーの共有フォルダや、Unix系OS(非Windows)におけるSambaサーバーによるCIFS互換の共有フォルダ

    • ログインユーザーアカウントやアクセス権限設定、タグ機能などに関連する制約が確認されています。

クラウドストレージについて

  1. SaaS型のストレージサービスでは、SharePoint Online以外はドキュメントルートの対象にはなりません。

    • SharePoint Onlineのサイトをドキュメントルートとして定義することができ、サイトに保存されているファイルを検索対象にできます。

  2. IaaS環境に構築されたWindowsサーバーやNTFS互換のCIFSボリュームについてはお問い合わせください。

クラウドストレージについて

  • SaaS型のストレージサービスはドキュメントルートの対象にはなりません。

  • IaaS環境に構築されたWindowsサーバーやNTFS互換のCIFSボリュームについてはお問い合わせください。

ハードウェアの推奨構成

  • 物理サーバーを念頭にした[CPU][メモリ容量][アプリ使用領域容量]のリソース構成です。

    • ハイパースレッディング(1コア/2スレッド)のCPUを前提としています。

    • OS等のシステム領域、ファイルサーバー領域の容量は含んでいません。

    • 仮想マシンでの構築についてはお問い合わせください。

    • 1台のWindows端末をファイルサーバー兼FileBlogサーバーとして構築する場合はお問い合わせください。

  • リソース構成は使用環境によって大きく変わることがあります。

  • メモリ容量は多いほど安定性が増します。

  • 文書の更新頻度が低く参照中心に使用する場合は、少し低めにしてもよいかもしれません。

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[例]50ユーザー/30万文書の環境

  • サーバー端末: FileBlog専用

  • CPU: 4コア(8スレッド)

  • メモリ: 16GB以上

  • ディスク: システム領域100GB以上、アプリケーション領域200GB以上

各種制限

FileBlogの操作や処理には標準既定で制限(上限値)が設けられています。 対象が上限値を超えると操作や処理はキャンセルまたは上限値まで実施されます。各上限値は設定で変更できるようになっています。 大きな上限値に設定すると操作・処理の実行時にマシンリソースの使用も大きくなり、サーバーマシンの負荷が大きくなるため、とくにリソースの少ないサーバーマシンでの運用においてはご注意ください。

操作・処理

上限値(標準)

説 明

検索インデックス

32MB

ファイルサイズが上限値を超えると全文テキストの抽出は実施されません。

検索インデックス

300KB

ファイル内の全文テキストが上限値を超えると、それ以上の全文テキストの抽出をキャンセルします。

プレビュー作成

32MB

ファイルサイズが上限値を超えるとプレビュー作成は実施されません。

ダウンロード

20MB

ダウンロード対象の総容量(単ファイル、複数一括、フォルダ)が上限値を超えるとダウンロードが実施されません。

ダウンロード

500

ダウロード対象のファイル/フォルダ数が上限値を超えるとダウンロードが実施されません。

アップロード

1GB

上限値を超えるファイルのアップロードは実施されません。

一覧表示

2000

フォルダ直下に上限値を超えるフォルダがあるとフォルダツリーは展開されません。検索を促すメッセージが表示されます。

一覧出力

2000

一覧出力対象が上限値を超えると一覧出力が実施されません。

ログ

3

運用ログは上限値の数でローテンション(最古ファイルが削除)されます。

ログ

10MB

運用ログの1ファイルあたりに書き出される情報の総容量です。

コンバーター

2GB

テキスト抽出やプレビュー作成のときに動作するコンバータープログラムの1ファイルあたりに使用するメモリ容量が上限値を超えると処理は停止されます。

コンバーター

1分

テキスト抽出やプレビュー作成のときに動作するコンバータープログラムの1ファイルあたりに要する時間が上限値を超えると処理は停止されます。