タグ情報が消失する
一部のPDF編集ソフトにおいて、タグ情報の登録済みPDFファイルを編集・上書き保存すると、ファイルからタグ情報が消失することを確認しています。
これはPDF編集ソフトの上書き保存の動作仕様によるもので、当該ソフトが上書き保存時にファイルのプロパティ情報(タグ情報が登録されている領域)を破棄してしまうことが原因です。
このPDF編集ソフトによる影響を防止するには、PDFファイルソースにタグ情報を保存する機能(UseXMPTagOnPDF)を有効化してください。
[UseXMPTagOnPDF]を有効化するとPDFファイルのソースにXMP形式でタグ情報が登録されるようになります。
さらにXMP形式で保存したタグ情報をファイル保存時に消去してしまうPDF編集ソフトもあります。
この場合、[UseXMPTagOnPDF]機能は使用しません。
ファイル保存はファイル操作の[上書き更新][作業コピーをアップロード]のいずれかで行います。
当該ソフトがタグ情報を消去してしまっても、保存先にあるタグ情報を維持してアップロードが行われます。